童話作家 安房直子さんが遺した景色

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不思議なひらめと正直者の見習いコックのお話『海の館のひらめ』


『海の館のひらめ』

☆あらすじ☆

島田しまおは、アカシヤというレストランで働いている青年。
料理人になりたくて十六歳からこのレストランで働いていますが
もう六年ほどになるというのにいつまでも下働きのままです。
それでもしまおは、人の嫌がる仕事も真面目にしてきました。

しかし、正直者で融通が利かなくて人のご機嫌取りが下手なしまおを
他の料理人は馬鹿にし意地悪な言葉を投げかけるのでした。

もう辞めようと思ったある日のこと、不思議なひらめと出会い、
「あなたを一人前の料理人にしてあげる」と言われるのです。

レストラン.jpg


真面目にやっているのにうだつが上がらないしまおに
いつの間にか自分を重ね合わせていました。

報われない環境の中でも、ひらめの言葉を信じて行動し、
幸せへと歩いて行くしまおの姿に嬉しくなりました。



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[ 2017/03/05 00:00 ] お話「あ行」 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


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