童話作家 安房直子さんが遺した景色

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子ぎつねと布団屋のおじいさんの素敵な電話『コンタロウのひみつのでんわ』


『コンタロウのひみつのでんわ』

☆あらすじ☆

山のふもとに小さな布団屋さんがありました。
おじいさんがたった一人で守っているお店です。

ある春の夕暮れ時、小さな男の子が布団を買いにきました。
「春のふとん」が欲しいという男の子に、
おじいさんは白い小さなバラの模様のついた布団を出してあげました。

「これは、野ばらですね。花ざかりの野ばらですね。
僕は前からこんなのが欲しかったんです。」

すっかり気に入った男の子は布団を家まで届けて欲しいというのです。


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ひとりぼっちの子ぎつねとおじいさん。
思い出を大切にしながら独りで暮らしている二人を繋ぐのは
山にある秘密の電話です。
でも、冬になると電話ができなくなってしまうのです。

離れていてもお互いに思いやる気持ちを持ちながら、
春になってまた電話で話せる時を心待ちにしている二人の姿に
切なさと暖かい気持ちがこみ上げてきました。


私もまた話がしたいなと思う恩人がいます。
このブログを始めるきっかけをくれた人です。
自分には何もないと思っていた私に、
こんなにも好きで夢中になれるものがあったんだと
気づかせてくれました。

その人の誕生日がもうすぐなのです。
感謝の思いを込めて、この物語を贈りたいと思います。




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[ 2017/01/22 00:00 ] お話「か行」 | TB(-) | CM(0)
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