童話作家 安房直子さんが遺した景色

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文字で表現する色彩

ききょう畑の風景

なぜ私が『きつねの窓』に惹かれたのか。

全編を通して読み終えたとき、
印象に残ったのは「ききょう」という花の名前と
を表現している言葉でした。

ききょう.jpg

「みがきあげられた青いガラスのように」
青いききょうの花畑」
の前かけ」など。

この作品の中には青色に関しての表現が多かったのです。


私は物心ついた頃からずっと、好きな色は青でした。

当然、洋服は青や水色や紺色と言った青系のものばかりでしたし、
持ち物も青系のものが多かったです。

一人暮らしをする時、インテリアグッズを揃えた時も
気がついたら青系のものばかりでした。

「青色ばっかり」と友達に笑われたこともあります(^_^;)

何故、青色が好きなのか…。

私は清々しい澄んだ空を見ているのが好きなので、
その爽やかさに通じる青が好きなのだと思います。

そんな根っからの青色好きだったので、
この作品に惹かれたのかもしれません。

安房さんの表現する「ききょう畑」の青を
ありありと思い浮かべることができました。


安房さんご自身も「青色が好き」だったようです。

安房さんが「青」に抱いた思いは、一体どんなものだったのか。
「同じ色が好き」という共通点はどこで結ばれているのか、
そんなことを考えていると想像が尽きなくなりそうです。

好きだからこそ、「青」をあれほど表情豊かに表現できたのだと思います。



関連記事:ひとりぼっちの猟師と子ぎつねのお話『きつねの窓』


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[ 2013/08/14 00:00 ] 作品の魅力 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


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