童話作家 安房直子さんが遺した景色

安房直子さんの作品を紹介しています。
童話作家 安房直子さんが遺した景色 TOP  >  2015年02月

山の枯れ木たちとひなげしちゃん『しいちゃんと赤い毛糸』


『しいちゃんと赤い毛糸』


☆あらすじ☆

おばあさんは孫娘のしいちゃんのために赤の毛糸で
セーターと手袋と帽子を編んであげました。

セーターは模様編みになっていて、帽子にはボンボン、
手袋にはお花の刺繍がほどこされています。
しいちゃんはまるで自分がひなげしの花になったように嬉しくなって
おもてに飛び出していきました。

北風が吹く雪道を歩いて行くと「くださいな」と言う声が…。
それは、枯れ木の声だったのです。


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母の手編みのセーター

先週、今年初めての積もるほどの雪が降りました。
寒さや雪から解放されるのはまだまだ先になりそうです。
寒いのは本当に苦手です。
でも、私が子供の頃のほうがはるかに多く雪が降っていて
雪合戦をしたり雪だるまを作ったりしていました。

同時に思い出すのが、母が編んでくれたセーターやマフラー。
手編みや編み機でよく作ってくれました。
寒くなり始めると必ず家族の誰かのものを編んでいて、
母の編んでいる姿を見るのが好きでした。

母が作ってくれたものを当たり前のように着て、
気に入らなければ注文をつけたりして、
そんなわがままをいつも母は笑顔で聞いてくれていました。

私には母の器用さは全く受け継がれなかったのですが、
あの細い毛糸が編まれていつの間にかセーターやらマフラーや帽子に
出来上がっていくのが不思議でワクワクしながら見ていました。

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動物たちがお客様の森の中のホテル『べにばらホテルのお客』


『べにばらホテルのお客』



☆あらすじ☆

作家になりたての「わたし」は新人賞を受賞してからというもの作品が書けなくなってしまいました。
しばらく環境を変えてみようと山小屋を借りているのです。
少し書き始めたのですがなかなか物語は進んでいきません。

そんな雨上がりのある日、森の中で一人の青年と出会うのです。

そして、青年が始めたホテルへと行くことになるのでした。


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個性豊かな動物たちと美味しそうな料理が色々と出てくる物語。
文字を目で追っていくだけで、素敵なシチュエーションや美味しそうな料理、
動物たちとのやり取りが楽しく想像出来ます。

物語の動物たちは人間よりもおしゃべりで生き生きとしています。
そして、人間よりもお料理上手だったりします。

作者の山に住む動物や植物に対しての優しい眼差しが感じられる作品です。


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すきっぷ

Author:すきっぷ
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


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