童話作家 安房直子さんが遺した景色

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安房直子さんのこと


安房直子さん

私が安房直子さんを知ったのはこちらにも書いているように中学生の時でした。

でも、あとになって小学生の時、学校の図書室で『北風のわすれたハンカチ』や
天の鹿』なんかを読んでいたことに気づいたのです。

今では安房直子さんの作品は、学校教材で取り上げられることが多いようですので
物語は知ってるけど…誰だっけ?っというかたも多いのではないでしょうか。

このブログを訪問して下さったかたは、「安房直子」で検索していらして下さったかたが多いかと思いますが、あんまり知らないなというかたのために、ちょっと簡単にご紹介させていただきます。


安房直子プロフィール>

1943年1月5日、東京都生まれ。
引越しが多く小中学校と転校が続き、内向的な性格もあってか
外で遊ぶよりも一人で空想したり、本を読むのが好きだったそうです。
影響をうけたのはグリム童話やアンデルセン童話。

日本女子大学国文科在学中に児童文学のレポート代わりに『空色のゆりいす』を書き、それが『目白児童文学』という児童学科の雑誌に掲載され、童話の道に本気で進みたいと思うようになったようです。

そして『目白児童文学』や講座仲間と作った同人誌『海賊』に作品を発表していき、
その中の作品『さんしょっ子』は第3回日本児童文学者協会新人賞を受賞。

1971年に初めての著書『まほうをかけられた舌』、そして『北風のわすれたハンカチ』を刊行。

代表作は、『きつねの窓』『北風のわすれたハンカチ』『うさぎのくれたバレエシューズ』『ハンカチの上の花畑』など多数。

1993年2月25日、肺炎のため逝去される。享年50歳。
『花豆の煮えるまで-小夜の物語』を連作形式で執筆。
小夜の物語『大きな朴の木』はやはり次の展開を予想させるような終わり方だと思います。
きっと、安房さんがご存命なら、この続きがあったのかもしれません。

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青色が好きでお花も青系のものを好んでいらしたようです。


【各受賞作品】
『さんしょっ子』第3回日本児童文学者協会新人賞
『風と木の歌』第22回小学館文学賞
『遠い野ばらの村』第20回野間児童文芸賞
『山の童話-風のローラースケート』第3回新美南吉児童文学賞
『花豆の煮えるまで-小夜の物語』第2回ひろすけ童話賞、赤い鳥文学賞特別賞

※『安房直子コレクション』より引用させていただきました。




プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


はじめに



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