童話作家 安房直子さんが遺した景色

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黒マントを着た黒猫が教えてくれた素敵なこと『ひぐれのお客』


『ひぐれのお客』

☆あらすじ☆

裏地やボタンを売っている小さなお店のお話。

ある冬の初めの日暮れ時、めずらしいお客様がやってきました。

真っ黒いマントを着た、緑の目をした真っ黒い猫。
猫のマントは上等のカシミヤです。
寒がりの猫はマントにつける裏地を探しにやってきたのです。

赤色の裏地を付けたいと言う猫に
店主の山中さんは裏地を選んであげるのですが…。


暖かい火.jpg



赤と一口に言ってもきっと思い浮かべる色は人それぞれでしょう。

太陽の赤、炎の赤や、真紅のバラの赤や、郵便ポストの赤、
オレンジがかった赤、青みがかった赤や黒が混ざったような赤。

人工的に作られた赤と、自然の中の赤。

人ひとりひとりに個性があるように、
色にも優しい気持ちにさせてくれる色や、
慰めてくれたり、包み込んでくれたりする色、
寂しくなってしまったり、攻撃的だったりする色があって、
その時の気持ちで良くも悪くも惹かれるのだと思います。

それにしても、安房さんは色の表現がとても豊かです。
文字を目で追っているだけなのに色のついた情景を
思い浮かべることができます。
思いがけない素敵な景色を見せてくれるのです。




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[ 2016/12/11 00:00 ] お話「は行」 | TB(-) | CM(0)
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Author:すきっぷ
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


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