童話作家 安房直子さんが遺した景色

安房直子さんの作品を紹介しています。
童話作家 安房直子さんが遺した景色 TOP  >  カーテン屋さんのカーテン

おばあさんがミシンでカタカタ縫い上げます『カーテン屋さんのカーテン』


おしゃべりなカーテン』より
カーテン屋さんのカーテン


☆あらすじ☆

「わたし、これから仕事を始めようと思うのよ。」

ある朝、おばあさんがいきなりそんなことを言ったので
家族はみんなびっくりしました。

「どんな仕事をするの?」
「また洋服屋さん?」
お母さんとはる子が同時に訪ねました。

おばあさんは、目が弱ってきたから洋服作りはもう無理と言いましたが、
古いミシンを使った良い仕事を思いついたと笑いました。

そして次の日、家の裏口にこんな看板を出しました。

カーテンのお仕立ていたします。”



tenten



3月になりました。

桜が咲きはじめたところもあって、もう春ですね。

そして、そろそろ衣替えの時期です。
厚手のコートや衣類はもうクリーニングに出してもいいか悩みどころです。

今日は暖かく柔らかい風が吹いていたので、少し窓を開けていたら、
いい感じにカーテンが揺れていました。
カーテンもそろそろ新しいのに替えたいなと思ったりもするのですが…。


世の中が色々ざわついていたとしても、季節は巡ってくるのですね。

3.11の震災のとき、当たり前の日常が当たり前じゃないこと、
今まで本当に恵まれていたんだなと実感したことが、
少しづつ、少しづつ、忘れはじめていたことに今更ながらに気づきました。


皆さま、どうぞご自愛下さい。





関連記事
[ 2020/03/15 00:00 ] お話「か行」 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


はじめに



良かったらポチッと押してください↓

ブログランキング・にほんブログ村へ

タグ