童話作家 安房直子さんが遺した景色

安房直子さんの作品を紹介しています。
童話作家 安房直子さんが遺した景色 TOP  >  きつね

きつねの親子とお客様『きつねのゆうしょくかい』


きつねのゆうしょくかい


☆あらすじ☆

「ねえ、おちゃん。今度うちへお客を連れてきてちょうだい。
夕食会をしたいの。」

ある朝、きつねの女の子はおさんきつねにいそいそと話しかけました。

「せっかくのあれ、使わなくちゃ…」
きつねの女の子は、戸棚に並んだ六つのコーヒーカップを指さしました。
それはにせがまれて、おさんきつねがやっと手に入れてきたものでした。

さんきつねはお客なんてバカげたことだと思いました。
第一、ごちそうが倍だけ減るのです。

「人間のお客を呼んでみたいと、ずっと前から思ってたの」

まるで、初めからそれだけ考えていたように、のきつねはきっぱりと言いました。



shosho



夕食会だなんて、どんな料理が出るのか興味がありましたが、
メニューを見ただけでも美味しそうな料理が並んでいました。
最後には焼きリンゴとお茶も出るとか。

さんとだけの暮らし。
女の子は友達が欲しかったのかもしれません。
お客さまを招いて楽しい時間を過ごしたかったのでしょう。
それも、人間のお客さまを。

はたして、おさんは人間のお客さまを連れてくることが出来たのでしょうか。

お父さんのを思う気持ちと行動がなんだか笑ってしまいました。
お互いのいろんな勘違いも手伝って、なんとかテーブルに揃った六人。
ずっと前からの知り合いのように話が弾んで、楽しい時間を過ごせたようです。

このラスト、私は好きな流れです。
ビックリして、クスッて笑って、これで良かったのかもね~って思って。

、お客さま、それぞれのやりとりが面白くて、楽しいお話でした。


koko



*今日は平成最後の日。色々あったけれど、ありがとうございました。






関連記事
[ 2019/04/30 00:00 ] お話「か行」 | TB(-) | CM(0)

動物たちがお客様の森の中のホテル『べにばらホテルのお客』


『べにばらホテルのお客』



☆あらすじ☆

作家になりたての「わたし」は新人賞を受賞してからというもの作品が書けなくなってしまいました。
しばらく環境を変えてみようと山小屋を借りているのです。
少し書き始めたのですがなかなか物語は進んでいきません。

そんな雨上がりのある日、森の中で一人の青年と出会うのです。

そして、青年が始めたホテルへと行くことになるのでした。


hotel.jpg



個性豊かな動物たちと美味しそうな料理が色々と出てくる物語。
文字を目で追っていくだけで、素敵なシチュエーションや美味しそうな料理、
動物たちとのやり取りが楽しく想像出来ます。

物語の動物たちは人間よりもおしゃべりで生き生きとしています。
そして、人間よりもお料理上手だったりします。

作者の山に住む動物や植物に対しての優しい眼差しが感じられる作品です。


bara.jpg




関連記事
[ 2015/02/08 00:00 ] お話「は行」 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


はじめに



良かったらポチッと押してください↓

ブログランキング・にほんブログ村へ

タグ