童話作家 安房直子さんが遺した景色

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もうすぐ一年生『うさぎの学校』


うさぎの学校


☆あらすじ☆

まり子はランドセルを買ってもらいました。
赤いピカピカのランドセルです。
ランドセルにノートやえんぴつを入れて毎日学校へ行く練習をしています。

「おかあさん、いってまいりまあす」

「はあい、いってらっしゃい。気をつけて」

お母さんはいつも楽しそうに笑って送ってくれます。

まり子は近くの野原を一周りして、また「ただいまー」と帰ってくるのです。


ある日の事、原っぱの桜の木のあたりで不思議な声を聞きました。

「おかあさん、いってまいりまあす」

「はあい、いってらっしゃい。気をつけて」

まり子はびっくりしました。
誰?私とおんなじこと言ってる ひと…。



ranran



私の小学生の時代にはランドセルの色は赤と黒しかなくて、
当たり前のように女の子は赤、男の子は黒を背負って学校に行っていました。

今はいろんな色があってカラフル、好きな色を選べるのが羨ましいです。

赤が嫌だったわけでも、黒のほうが良いと思ったこともありませんし、
他の色があったらなと思ったこともありませんでしたが、
色を選択できる現実を目の当たりにすると、なんだか急に羨ましくなります。

今ではデパートでも売ってるし、テレビのCMなどでも目にすることはあるので
カラフルなランドセルにいまさら驚くこともないのですけれど。

でも、大人になって道で色とりどりのランドセルの小学生の列に出会うと、
いまだに嬉しくなって見てしまいます。
赤やピンクや紺や茶色のランドセル、自分が小学生だったらどれを選ぶかな?と。
空色のランドセルいいな~とか。


真新しい好きな色のランドセルを背負った新一年生に会えるのは
もうすぐですね。





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[ 2020/03/29 00:00 ] お話「あ行」 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

青と緑璃

Author:青と緑璃
安房直子さん作品に恋した「すきっぷ」改め「青と緑璃」です。


*安房直子さんご本人や関係各所とは一切関係ありません。


はじめに



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